得意技術
PEEK材の製品成形
近年、熱可塑性樹脂として非常に高い耐熱性・耐磨耗性を持つPEEK樹脂の採用及び普及が、半導体業界をはじめとする、高耐熱性が要求されるエンジンルーム内の自動車部品や、電気・電子部品等の
幅広い分野で急速に広まっています。
弊社では、PEEK樹脂を含むスーパーエンプラ成形を得意としており、長年のノウハウと経験を生かした一貫生産体制で行っております。
PEEK樹脂とは |
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PEEK(ポリエーテルエーテルケトン,polyetheretherketone)樹脂は, 射出成形可能な熱可塑性樹脂としては最高の耐熱性を持つ芳香族系のプラスチックです。融点が334℃で,250℃で連続使用できるという超耐熱性を持つことから, 「スーパーエンプラ」とも呼ばれています。 |
PEEK樹脂の特徴 |
●抜群の耐熱性、高温特性(連続使用温度約250℃) ●高い機械的強度(衝撃、引張、クリープ、疲労、磨耗に強い) ●耐薬品性に優れる(濃硫酸以外の酸、アルカリ、有機溶媒にも強い) ●燃えにくい、発煙しにくい ●耐スチーム性 (高温水蒸気下でも加水分解を起こさない) ●優れた電気絶縁性 ●耐放射線性 (放射線による劣化が起こりにくい) ●液晶ポリマー(LCP)よりもウェルド強度が高い |
主な用途 |
●航空宇宙分野 (アルミニウム代替部品) ●自動車分野 (ギヤ、ベアリング、ワッシャー、シール、クラッチング) ●一般産業分野 (エネルギー生産、化学工業用のコンプレッサ、ポンプなど) ●電子分野 (携帯電話、PDA等のコネクタ、ヒンジ、スライドガイドレール) ●その他 (半導体製造装置部品、食品加工機器部品など) |
【製品事例1】
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【製品事例2】
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【製品事例3】
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【製品事例4】
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【製品事例5】
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開発事業
セラミック材のゲートブシュ研究開発
2006年、弊社は長岡市の「長岡市地域産業技術開発事業」において、金型の耐久性向上を低コストで実現するため、セラミック材のゲートブシュの研究開発に取り組みました。
一般的なゲートブシュの問題点 |
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●摩耗が早い ●ハイスや超鋼は、耐摩耗性は期待できるが高価である |
セラミック製ゲートブシュのメリット |
●耐摩耗性が高い ●金型で量産するため、低コストでの生産が可能 |
【製品事例】
自社製品
水管用ニップル
消耗品である水管用ニップルを出来るだけコストを安く使用するために製作しました。
低価格での販売も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【製品事例】